<< August 2010 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

寂地峡
 増渕晴香 石井陽子(本名 増渕陽子)の長女 1歳4ヶ月。
生まれてこのかた、まだ一度も熱を出したことがない。人見知りもするが、大丈夫だと思った人には大変愛想が良い。
時代劇大好きな石井啓一郎は、自分のことを「おじいちゃん」とか「ジイジ」などと呼ばせずに「大御所様」と呼ばせたくて、今はまだ難しいので「ゴショサマ」と言って自分をアッピールしている。

その「ゴショサマ」と一緒に晴香は初めて寂地峡に行った。
寂地峡は山口県と広島県と島根県の県境に近く、連なった5つの滝で有名なキャンプ場。私たちのお気に入りの場所で、昨年もオーケストラの仲間何人かと一緒に行った。
火をおこすのが好きな石井は着くとすぐ取りかかって、やがて炎が上るくらい炭がおこってきて、お肉などを焼き始める。野菜も大変おいしく焼けた。晴香は川で冷やしたトマトを豪快に丸かじり。
お腹がいっぱいになったら今度は川遊び。ここの川の水は大変冷たい。初め、お手々でビシャビシャするくらいだった晴香もだんだん大胆になってきて、川の中に入れるようになった。でもまだ顔に水がかかるのが苦手で、ゴショサマがざぶんと水をかけようとすると逃げる。滝の近くにも行ってみた。今年は日照りで水量が少なく、滝も前より勢いがなかったが、初めて見る滝に晴香は不思議そうに見入っていた。

帰ろうとしていた矢先に夕立が来た。
私たちは流し場に避難したが、クーラーボックスやバーベキューのコンロなどびしょぬれになった。
やっと雨が小降りになって、荷物を車に積んで岐路につく。
日照り続きだった道からは、今の雨が湯気になって立ち昇っていた。


火をおこす石井啓一郎


トマトを丸かじり 1つを全部食べてもう1つおねだり


ゴショサマと川遊び


滝の近くまで行く


ヴァイオリンとフルートとピアノの夕べ
 8月24日(火)午後7時からシンフォニア岩国多目的ホールにて9回目となる啓&啓倶楽部主催の演奏会が開かれた。

第1回目は2002年8月、石井啓一郎啓子演奏活動25周年を記念してシンフォニア岩国大ホールにて開催された。あの時は何かうねりのようなものに後押しされて、800人ものお客様が集まってくださった。
それから毎年演奏会を重ねるようになって、読売新聞、中国新聞、日刊岩国各紙が取り上げてくれたが、今年はいろいろな要素が重なって特に集客が難しかったそうだ。しかし、130人ほどの方々がいらして下さった。
「なかなか出かけられないけど、来てみたら大変良くって、また来年も是非来たいと思いました。」
と、帰りがけに声をかけて下さったお客様もいらした。

プログラムは、エルガーの「愛のあいさつ」で始まって、ヴァイオリンとフルートでミヨーの「2つの歌」、フルートとピアノでプーランク「フルートソナタ」、プッチーニのアリア「私のお父さん」、休憩を挟んでヴァイオリンとピアノでシューベルトのソナタ、ユーモレスク、タイスの瞑想曲、浜辺の歌、出船、そして今年生誕200年になるシューマンの「ヴァイオリンソナタ第2番」より第1、2楽章、最後はいつもの「チゴイネルワイゼン」で締めくくった。暖かい拍手はやがて手拍子に変わって、アンコールはカナリア、愛の喜び。
今年は、馴染みのある曲目をとの要望からユーモレスクやタイスの瞑想曲などを入れたが、アンケートによると誰でも知っているそれらの曲に特に票が集まったわけではなく、むしろシューマンやプーランクといったシリアスな曲目に票が多かったのが印象的だった。

今回陽子は、子連れで演奏会に臨んだが、子供は楽屋でモニターテレビを見ながら踊ったり、一緒に手を叩いたりしていたそうだ。

受付風景
受付風景

演奏
アンコール曲「愛の喜び」

終演後
終演後、ホールロビーにてお客さんと